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もりぐち便り～守口市駅前のいち司法書士のつぶやき～
〇お亡くなりになった後の事務について
このところ何かとバタバタとしておりまして、「あけましておめでとうございます」の更新もしないまま、今年ももう2か月が経過しようとしています。ようやく一息つけそうな雰囲気です（いいのか悪いのか）。
冬のオリンピックも終わりましたね。カーリングの試合を観るのが楽しくて結構観ていました。もちろん、銅メダルが決まったあの試合も。戦術など詳しいことはよくわからないのですが、繊細な技術と判断力がとても要求されるスポーツだということはよくわかりました。
少し前に、弾丸日帰りでの金沢行を計画したことがあり、その話を同業者の飲み会でしたところ、なんと沖縄に弾丸日帰りで行っています、というツワモノ先生がおられました。その方がおっしゃるには、関空を7時台に出発するピ〇チで9時台には那覇に到着し、一日遊んで、19時台の那覇発で21時台に関空に到着する、とのことです。これだと交通費は片道3千円くらいで沖縄に行けて、関空の駐車料金一日分を入れても1万円くらいですよ、とのこと。
ほんとに～と思いながらネットで検索してみたら、上記の先生がおっしゃるほどお安いものは私には見つけられませんでしたが、それでも思ったよりも安く行けるようですね。
で、この話を別の所でしてみると、祝日前などに半休を取って午後に関空からジェッ〇スターで成田へ行き、夜のディズニーを楽しんで1泊。朝一番からディズニーを楽しんで夕方に成田から関空に帰る、という方もおられました。皆様、いろいろと調べて、楽しんでおられるのだなぁ、と感心しておりました。
ところで、この冬には私が後見人等をさせていただいていた方２名がお亡くなりになり、死後に必要になる様々な事務も、後見人等の権限でできる範囲とはなりますがさせていただきました。後見人等として引き受けた以上は、その方のお骨を拾う覚悟まであってお引き受けしているのですが、実は死後の事務というのは、厳密には後見人等の職務ではありませんし、権限も微妙なところがあります。
そこで、死後事務委任契約というものがあります。死後事務委任契約というのは、委任者がお亡くなりになった後の様々な事務（例えば、ご本人のお葬儀や火葬から埋葬・納骨、住んでいた場所のお片付けや家財の処分、行政官庁への届け出など）を、生前に誰かにお願いしておく、という契約です。最近はこちらのご相談を受けることも増えてきました。
では、こちらはどういった方に適しているかということですが、自身の死後に誰にも迷惑をかけたくないとか、そういったことを頼める親族がいない、もしくは親族に迷惑をかけたくないと思われる方で、後見制度を利用するほどではないという方には、検討に値する選択肢だと思います。逆に、既に被後見人となっている方がこの契約を使うのは難しいと言えます。
ただ、死後事務委任契約を考える場合には検討すべき問題もありますので、これだけしておけば大丈夫、とは言い難いところがあります。こちらを検討する場合は、専門家に一度ご相談されて、ご自身の場合はどういった契約をするのがよいかをまずはご相談いただくのが賢明かと思います。
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